Audio Group Denmarkの入門ブランドとして位置づけられるAxxessは、デジタルストリーミングの音質を新たな高みへと引き上げるために設計された、初のオーディオグレード・ネットワークスイッチ「Axxess Switch」を発表しました。
このスイッチは、Ansuz、Aavik、Børresenといった姉妹ブランドで培われた豊富な知識と経験を持つ、Michael Børresen氏とFlemming Erik Rasmussen氏によって設計されました。その目的は、音楽のストリーミング時にルーターから混入する不要なノイズを効果的に除去し、オーディオ信号の純粋さと一貫性を保つことにあります。
主な技術と特徴
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共振モード電源: AnsuzのPowerSwitch製品で採用されている低ノイズな共振モード電源の思想を継承。音楽信号に有害な高周波ノイズの発生を抑え、クリーンな電力を供給します。
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高度なノイズリジェクション: 回路基板の設計やコンポーネントの選択において、デジタルノイズの抑制と信号の純度維持に細心の注意が払われています。
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高品質な筐体: 筐体の素材や機械的な設計も音質に影響を与えるという信念のもと、不要な振動を制御し、外部からの電磁干渉(EMI)を最小限に抑えるよう設計されています。
Axxess Switchは、ルーターとオーディオシステムとの間に設置するだけで、デジタルストリーミングのセットアップにおける「最初の防衛線」として機能します。これにより、システムの潜在能力を最大限に引き出し、より明瞭で安定した、音楽的に本物のサウンドステージを実現するとしています。
この製品は、Axxessブランドが単なるアンプやスピーカーのメーカーではなく、オーディオシステム全体を包括的に捉え、その音質向上に取り組むブランドであることを示すものです。