ZYXは、同社モノラルMCカートリッジを全面刷新した「アルティメイト・VXモノーラル・シリーズ」を発表し、2025年12月10日より受注を開始する。同シリーズは、ZYXのMCモノラルカートリッジの後継として位置づけられ、さらなる高精度化と再生能力向上を図ったモデルチェンジとなる。
4モデルのラインナップ展開
ラインナップは以下の4モデル。価格は全て税込。
- Bloom-VX-MONO: 171,600円
- R100-VX-MONO: 220,000円
- Airy3-VX-MONO: 275,000円
- 4D-VX-MONO: 330,000円
渦電流を発生点で瞬時に除去する新VXシステム
同シリーズは、従来のEXメカ構造を発展させ、発電系で発生する渦電流を発生点で瞬時に除去する、新開発の発電システムを採用した点が特徴だ。
発電コイル前後に配置されるヨーク部に発生する逆磁界の渦電流は微量ながら音声信号に影響を及ぼすとされるが、VXシリーズではこれを抑制することで、MC型カートリッジが持つリアルな再生能力をより高めたとしている。
1ミル径コニカル針とアルミマグネシウム合金カンチレバー
スタイラスは1ミル径のコニカル針とアルミマグネシウム合金カンチレバーを組み合わせた仕様を採用している。
Airy3-VX-MONOと4D-VX-MONOについては、0.7ミルコニカル針と収束カーボンファイバーカンチレバーによる「C0.7アルティメイト仕様」がオプションとして選択でき、特注料金は税込11,000円となる。
発電コイルにグレード別高純度銅線を採用
発電コイルは、Bloom-VX-MONOおよびR100-VX-MONOが6N OFC、Airy3-VX-MONOと4D-VX-MONOが6Nクリスタル銅を採用する。
共通仕様
全モデル共通の仕様として、発電方式はムービングコイル型、出力電圧は1.0mV(5cm/sec・1kHz)、周波数特性は10Hz~25kHzとなる。
使用針圧範囲は2.0~3.5gで、適正針圧は2.5g。内部インピーダンスは10Ω。マグネットはサマリウムコバルト、筐体はポリカーボネイト製となっている。
東西で異なる代理店体制
国内での取り扱いは、東日本がアレグロ、西日本はヒノ・エンタープライズが代理店となっている。