Audio Review Blog Logo
Overview
To English
【新製品】トップウイング、海苔波形や高周波ノイズを補正する「Sonic Corrector」を発売

【新製品】トップウイング、海苔波形や高周波ノイズを補正する「Sonic Corrector」を発売

2025/12/23 公開
1 min read
Top Wing

トップウイングは、アナログオーディオ信号を最適化するための3種類のフィルターを内蔵した「アクティブアナログフィルター」こと「Sonic Corrector」を2026年1月29日に発売する。価格は99,000円(税込)。

製品概要

Sonic Correctorは、現代の音楽ソースに存在する様々な問題を、アナログ信号段階で補正する信号処理フィルター。以下のような音源をオーディオシステムで心地よく再生できるよう最適化する:

  • 海苔波形音源: 音圧が過度に高められ、ダイナミックレンジが圧縮された音源
  • プリエンファシスCD: 高域の音量を上げて収録された初期のCD
  • 高周波ノイズを含む音源: 不要な高周波成分が混入した音源

設計・製造

アナログフィルターの定数設定はトップウイングが担当。回路アートワークは、M2TECH(エムツーテック)ブランドのオーナーであるマルコ・マヌータ氏が手掛けている。

音質劣化を最小限に抑える設計を追求し、最新のオペアンプを含む高性能素子を採用。製造は国内で行われている。

「海苔波形」問題について

「海苔波形」とは、波形編集ソフトで見たときに音の波形が海苔のように黒く塗りつぶされた状態を指す俗称。1990年代後半から顕著になった「ラウドネスウォー」の結果として生まれた現象で、リスニングの快適性を犠牲にして音量競争を行った結果である。

このような音源は、一見音圧が高く迫力があるように聞こえるが、長時間のリスニングでは疲労感を生じやすく、本来の音楽的表現が損なわれているケースが多い。

Sonic Corrector 海苔波形復元フィルターの効果(上:オフ、下:オン)

デジタル処理との違い

音源の補正はデジタルドメインでも可能だが、アナログ段階での処理には独自の利点がある。Sonic Correctorはアナログ信号を直接処理することで、デジタル処理では困難な自然な聴感の改善を実現するとしている。

主な仕様

項目仕様
製品名Sonic Corrector
種別アクティブアナログフィルター
フィルター数3種類内蔵
回路設計マルコ・マヌータ氏(M2TECH)
製造国内生産
価格99,000円(税込)
発売日2026年1月29日

参考リンク / 出典