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【新製品】Austrian Audio、新開放型ヘッドホン「The Arranger」を発表 — フラッグシップ技術を手の届く価格で

2026/01/21 公開
1 min read
Austrian Audio

旧AKG技術者が設立したオーストリアのAustrian Audioは、新しい開放型ヘッドホン「The Arranger」を発表した。フラッグシップモデル「The Composer」(€2,699)の技術を継承しながら、より手の届きやすい価格帯で展開する戦略的モデルである。

製品コンセプト

The ArrangerはAustrian AudioのフラッグシップヘッドホンThe Composerと、プロフェッショナル向けHi-Xシリーズの橋渡し的ポジションとして開発された。同社は「フラッグシップ性能をより多くのオーディオファイルに届ける」ことを目指したと説明している。

ドライバー技術

The Arrangerは44mmダイナミックドライバーを搭載。振動板にはThe Composerと同じDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを採用している。DLCコーティングは振動板の剛性を高めながら軽量性を維持し、高速なトランジェントレスポンスと低歪み特性を両立する。

リングマグネットシステムを採用し、磁気回路の最適化により「高速なトランジェントレスポンス、低歪み、優れた低域伸長」を実現するとしている。

主要スペック

項目仕様
ドライバー44mmダイナミック
振動板DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング
インピーダンス25Ω
感度110dB SPL/V
周波数特性5Hz〜30kHz
THD(1kHz)0.1%未満
重量310g
コネクター4ピン対称ソケット
対応ケーブルTRS、4.4mm Pentaconn、5ピンXLR

装着感と携帯性

開放型デザインにより、同社が「自然で広がりのあるプレゼンテーションと明確な空間定位」と表現する音場を実現。イヤーパッドにはソフトスエードレザレットを採用し、軽量メタルフレームとの組み合わせで長時間のリスニングでも快適な装着感を維持する。

折りたたみ構造により携帯性を確保。イヤーパッドとヘッドバンドはユーザー交換可能で、長期使用を見据えた設計となっている。

ケーブル互換性

4ピン対称ソケットを採用し、以下のケーブルオプションに対応:

  • TRS(3.5mm/6.3mm標準プラグ)
  • 4.4mm Pentaconn(バランス接続)
  • 5ピンXLR(バランス接続)

バランス接続対応のヘッドホンアンプとの組み合わせにより、さらなる音質向上が期待できる。

価格・発売時期

地域価格
英国£899
EU€999
米国$1,099(州税別途)

2026年2月発売予定。

Austrian Audioについて

Austrian Audioは、2017年にAKGウィーン本社の閉鎖後、元AKGの技術者らによって設立されたオーストリアのオーディオブランド。プロフェッショナルマイクロフォンとヘッドホンを中心に展開し、ウィーンでの設計・開発を継続している。フラッグシップヘッドホン「The Composer」は2024年に発表され、高い評価を得ている。

参考リンク / 出典