英国のスピーカーブランドKEFは、現代の多様なリスニングスタイルに応える新しいワイヤレススピーカーシステム「Coda W」を発表しました。このシステムは、KEFの歴史的な「Coda」シリーズの名前を受け継ぎつつ、最新のワイヤレス技術と多彩な接続性を融合させた、オールインワンのエンターテイメントハブです。
伝統と革新の融合
Coda Wは、KEFの代名詞である第12世代の5.25インチUni-Qドライバーアレイを搭載。トゥイーターをウーファーの音響中心に配置する点音源技術により、部屋のどこにいても詳細で自然なサウンドステージを実現します。
主な特徴
- 多彩な接続性:
- アナログ入力: MMフォノプリアンプを内蔵し、ターンテーブルを直接接続可能。
- デジタル入力: HDMI ARC、USB Type-C、光デジタル入力を備え、テレビやPC、ゲーム機など様々な機器に対応。
- ワイヤレス: Bluetooth 5.4に対応し、aptX AdaptiveおよびaptX Losslessコーデックをサポート。
- パワフルな内蔵アンプ: トゥイーターとウーファーそれぞれに専用のClass Dアンプを搭載し、合計200Wの出力で部屋を満たすパワフルなサウンドを再生。
- DSPによる最適化: KEF独自の「Musical Integrity Engine」が、Coda Wのために特別にチューニングされ、ディテールと正確性を向上させます。
- 洗練されたデザイン: モダンな美学に基づいたデザインで、Vintage Burgundy, Nickel Grey, Moss Green, Midnight Blue, Dark Titaniumの5つの仕上げから選択可能。
アナログファンにも配慮
Coda Wの最大の特徴の一つは、フォノプリアンプを内蔵している点です。これにより、別途アンプを用意することなく、ターンテーブルを直接接続してアナログレコードを手軽に楽しむことができます。
価格と発売時期
KEF Coda Wはすでに発売されており、価格はペアで£799 / US$1,000です。
ストリーミングの利便性と、アナログレコードの温かみを両立させたい現代の音楽ファンにとって、Coda Wは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。