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【新製品】Stack Audio、サブウーファー専用アイソレーター「AUVA SW」を発売

【新製品】Stack Audio、サブウーファー専用アイソレーター「AUVA SW」を発売

2025/12/07 公開
2 min read
Stack Audio

英国のオーディオアクセサリーブランドStack Audioは、サブウーファー専用に設計されたハイブリッドアイソレーター「AUVA SW」を発売した。同社のAUVAシリーズに新たに加わる本製品は、サブウーファー特有の低周波エネルギーを効果的に管理し、システム全体の明瞭度とコンポジャーを維持することを目的としている。

製品概要

AUVA SWは、サブウーファーが発生する振動が床や周辺機器に伝達するのを防ぐ目的で開発された。Stack Audioによると、この製品を使用することで、ベースがよりタイトで制御され、焦点の合ったものになり、システム全体の明瞭度と落ち着きが保たれるという。さらに、微細なディテールを損なう構造振動を除去することで、空間的な手がかりと中域のコヒーレンスを維持し、安定した自然なサウンドステージの構築に貢献する。

技術的特徴

AUVAパーティクルインパクトダンピングチャンバー

サブウーファーとの最初の接点となる各アイソレーターには、アルミニウムポッド内にAUVAパーティクルインパクトダンピングチャンバーが搭載されている。チャンバー内では、チューニングされた質量の粒子が振動を吸収・分散し、運動エネルギーを熱に変換する。

サブウーファー専用チューニング

同社のAUVAスピーカーアイソレーターがスピーカーを固定して中高域ドライバーの位置合わせとイメージングを維持するのに対し、AUVA SWは異なるアプローチを採用している。サブウーファーのエネルギーは全方向性であり、構造物を伝わる長波長振動を発生させる。AUVA SWのチューニングされたコンプライアンスは、この特定の低周波エネルギーをターゲットにし、コンポジャーとコントロールを維持しながらサブウーファーを床から分離する。

カスタムシリコンアブソーバー(CSA)インサート

AUVAポッドに直接取り付けられたCSAインサートは、サブウーファーの重量に合わせて設計されている。同社のAUVA EQシステムアイソレーターの技術を基に、サブウーファーのエネルギープロファイルに特化してチューニングされた8本のプロング構造を採用。6段階の重量レーティングにより、コンパクトなものからヘビーウェイトなサブウーファーまで、一貫した最適化されたアイソレーションを提供する。

精密なアルミニウム筐体

各ケースはソリッドアルミニウムから削り出された剛性の高いブレース構造の筐体で、CSAが座屈するのを防ぎ、設計通りに正確に動作するよう慎重に形状が設計されている。

29回のデザイン反復

Stack Audioは「AUVA SWは科学的な精度と広範な聴感テストのバランスを取っています」と述べており、「材料密度からキャビティ形状まで、あらゆる要素が最適なエネルギー散逸と聴感上のリアリズムを達成するためにチューニングされました」と29回のデザイン反復を経た開発プロセスを説明している。

取り付けの柔軟性

Stack Audio AUVA SW サブウーファー下部への設置例

AUVA SWは、ほぼすべてのサブウーファーと簡単に統合できるよう設計されている。キャビネット下に直接配置可能で、ねじ切りや改造は不要。追加の安定性のために高さ調整可能なシリコン/金属パッドも用意されている。また、取り外し可能な脚やねじ込み式インサートを持つサブウーファー向けには、オプションのアダプターも用意されており、好みに応じてしっかりとしたねじ込み式取り付けも可能。

重量対応

  • CSA 1: 1〜16kg
  • CSA 2: 16〜24kg
  • CSA 3: 24〜32kg
  • CSA 4: 32〜40kg
  • CSA 5: 40〜48kg
  • CSA 6: 48〜56kg

価格と発売

  • 価格: £270/4個セット(税別)
  • 発売: 即時

参考リンク / 出典