【新製品】Fyne Audio、新設計IsoFlareドライバー搭載のフロアスタンディングスピーカー「F501S」を発表

アクシスは、同社が取り扱うスコットランドのスピーカーブランドFyne Audio（ファイン・オーディオ）より、F500Sシリーズのフロアスタンディングスピーカー「F501S」を2026年1月に発売すると発表した。価格は396,000円（税込、ペア）。

製品概要

F501Sは、6インチ口径ユニットを用いた2.5ウェイ構成のフロアスタンディングスピーカーである。先代F501で採用した独自技術を継承しつつ、ドライバーや音響処理を全面的に刷新した後継モデルとして位置づけられている。Fyne Audioはサイズ感と音質バランス、コストパフォーマンスの最適化を図り、シリーズの中心モデルとしている。

新設計IsoFlareポイントソースドライバー

F501Sの核心となるのは、新設計のIsoFlareポイントソースドライバーである。ネオジウム磁気回路とベント・リアチャンバーを備え、空間全体に広く音を拡散させる特性を持つ。

トゥイーター

• 25mmマグネシウム・ドーム採用
• 高域固有共振を可聴帯域外へ逃がす設計
• 新ウェーブガイドによるホーン開口部
• 非対称リブ形状により拡散性と周波数レスポンスを向上

低域ユニット

• 150mm（6インチ）ユニットのツイン構成
• 2.5ウェイ方式：1基がMID/BASS（1.7kHz以下）、もう1基がBASS（250Hz以下）のみを担当
• マルチファイバー・ペーパーコーンにFyneFlute™エッジを組み合わせ
• アルミダイキャスト・フレームで不要振動を抑制

カラーバリエーション

• ブラックオーク
• ナチュラルウォールナット
• ピアノグロス・ブラック

Fyne Audioについて

Fyne Audioは2017年にスコットランドで設立された新興スピーカーブランドだが、その技術陣は名門TANNOYで長年スピーカー開発に携わったエンジニアたちで構成されている。独自のIsoFlare同軸ドライバー技術は、TANNOYで培われた同軸設計のノウハウを発展させたものであり、ポイントソースとしての優れた指向特性と自然な音場表現を特長としている。

製品仕様・価格

参考リンク / 出典

• PHILE WEB: https://www.phileweb.com/news/audio/202512/15/27184.html
• Fyne Audio公式: https://www.fyneaudio.com/
• 国内代理店アクシス: http://www.axiss.co.jp/