英国のオーディオメーカーChord Electronicsは、2026年2月下旬に開催されるBristol Hi-Fi Showにおいて、新型アップスケーラー「Quartet」と最高級フォノステージ「ULTIMA PHONOSTAGE」を英国初披露する。
Quartet アップスケーラー
Quartetは、Chord Electronicsが「最も野心的なデジタルオーディオプロジェクト」と位置づける製品で、8年の開発期間を経て完成した2ボックス構成のFPGAベースアップスケーラーだ。
主な特徴
- FPGA構成: 5基の200T FPGAプロセッサを搭載
- 演算能力: 同社フラッグシップDAC「DAVE」の5倍
- カスタムコード: 200万行以上のカスタムコードにより、トランジェント・タイミング再構成を実現
- EQ機能: 108bit/705.6kHz・768kHzロスレスEQ、10バンドシェルフ調整機能
Quartetは、デジタル音源のタイミング精度とダイナミクス表現を根本から向上させることを目指した製品で、既存のDACシステムと組み合わせて使用する。
ULTIMA PHONOSTAGE
ULTIMA PHONOSTAGEは、Chord Electronicsとしては約40年ぶりとなる最高級フォノステージ。デュアルモノ設計を採用し、最大3台のトーンアーム/ターンテーブルに対応する。
主な特徴
- 設計: デュアルモノ構成
- 入力: 3系統(3台のトーンアーム/ターンテーブル対応)
- 個別設定: 各入力は独立して設定可能、電源オフ後も設定を保持
- 保護機能: 自動ゲイン低減システムにより、アーム落下などの過度な信号から回路を保護
価格・発売時期
両製品とも価格は未発表。Quartetの正式発売は2026年後半を予定している。
Bristol Hi-Fi Showでの展示
Bristol Hi-Fi Showでは、Kent拠点のデモスペース「SS Great Britain 1 Suite」にて、Wilson Audio Sabrinaスピーカーなどを使用したシステムでデモンストレーションが行われる予定。