本日のハイエンドオーディオニュースでは、注目の新製品が多数発表されました。デジタル領域では、Audio Group Denmark傘下のAxxessが音楽ストリーミングの音質向上を追求したネットワークスイッチを発表。パーソナルオーディオでは、Bowers & WilkinsがMcLarenとのコラボレーションによる特別仕様のヘッドホンを、そしてShanlingはディスク再生とデジタル入力を両立した新しいフラッグシップSACDプレーヤーをリリースしました。
1. 新製品リリース(公式発表)
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Axxess Switch — Axxess (ネットワークスイッチ)
- 主仕様: Audio Group Denmark傘下のブランドAxxessから発表された、オーディオグレードのネットワークスイッチ。Michael Børresen氏とFlemming Erik Rasmussen氏が設計。ルーターからのノイズを遮断し、デジタルストリーミングシステム全体の明瞭度と音楽性を向上させることを目的としています。共振モード電源や高度なノイズリジェクション技術を搭載。
- 価格: 未定
- 発売時期: 未定
- 注目ポイント: ネットワークオーディオの音質を根源から見直すための重要なコンポーネント。ストリーミング再生のクオリティをさらに一段階引き上げる可能性を秘めた製品です。
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Px8 S2 McLaren Edition — Bowers & Wilkins (ワイヤレスヘッドホン)
- 主仕様: 定評あるワイヤレスヘッドホン「Px8 S2」をベースに、マクラーレン・オートモーティブとのパートナーシップを記念した特別モデル。マクラーレンのスーパーカーにインスパイアされたデザインと、特別にチューニングされた40mmカーボンコーンドライバーを搭載。
- 価格: 未定
- 発売時期: 未定
- 注目ポイント: デザインだけでなく、ドライバーもアップグレードしたことで、標準モデルを上回るサウンドパフォーマンスが期待されます。ラグジュアリーとパフォーマンスを両立させた、所有欲をくすぐる一台です。
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SCD3.3 — Shanling (SACDプレーヤー)
- 主仕様: SACD/CD/MQA-CDの再生に対応したトップローディング式のフラッグシッププレーヤー。第二世代のディスクリートR2R DACモジュールと、12AT7真空管を採用したアナログ出力段を搭載。USB、同軸、I2S入力も備え、最大32bit/768kHz、DSD512のファイル再生も可能なデジタルハブとしても機能します。
- 価格: 約$3,899 USD
- 発売時期: 2025年11月
- 注目ポイント: 古典的なディスクメディアと最新のハイレゾファイル再生を高いレベルで両立。R2R DACと真空管出力という、音質にこだわるオーディオファンに響く仕様が魅力です。
4. 参考リンク / 出典
- hifiplus.com: https://hifiplus.com/
- stereonet.com: https://stereonet.com/
- head-fi.org: https://www.head-fi.org/