GaN(窒化ガリウム)ベースのClass-Dアンプ技術で知られる米国のAGD Productions, Inc.は、新しいコンパクトな2チャンネル・パワーアンプ「AGD FORTE」を発表しました。
デュアルモノ構成で400W+400Wを実現
FORTEは、4Ω負荷時に400W+400Wの出力を実現する、完全なデュアルモノ構成を採用しています。心臓部には、同社のGaNPowerモジュール技術が投入されており、そのアーキテクチャは上位モデル「AGD Gran Vivace」から発展させたものとなります。
主な特徴
- 高品位なコンポーネント: オーディオファイルグレードのコンポーネントと、超低ノイズの100% GaNベース電源を搭載。
- 精密加工シャーシ: コンパクトで精密に機械加工されたシャーシを採用。同社のDAC/プリアンプ/ストリーマーである「AGD Andante MKII」と視覚的・機能的にマッチするように設計されています。
- アップグレード可能なアーキテクチャ: AGDのモジュラーGaNPower設計により、将来的な互換性とパフォーマンス向上のためのアップグレードが可能です。
AGDの創業者兼チーフデザイナーであるAlberto Guerra氏によると、FORTEの回路と機械設計は、より低いノイズ、より高い電力密度、そしてシステム統合の向上を目指して洗練されたものとのことです。
AGD FORTEは、2025年11月14日にメリーランド州ロックビルで開催されるCapital Audio Festで一般公開される予定です。
