テクノロジーとアートの境界線を曖昧にするような、ハイエンドな「オーディオ彫刻」で知られるオランダのデザイン会社Metaxas & Sins。同社が、プロフェッショナルなルーレット盤としても機能するという、極めてユニークなコンセプトを持つ新しいターンテーブル「Roulette」の予備デザインを公開しました。
オーディオ機器を超えたアートピース
創業者であるKostas Metaxas氏とその息子たちによってハンドクラフトされる製品は、常にその芸術的なデザインで注目を集めてきました。「Roulette」ターンテーブルもその哲学を色濃く反映しており、航空機グレードのアルミニウムやチタンの塊から削り出して作られます。
主な特徴
- ユニークなデザイン: 未来的ながらもどこかレトロな雰囲気を漂わせる、彫刻作品のようなデザイン。
- 高品質な素材: 航空機グレードのアルミニウムやチタンなど、最高品質の素材を惜しみなく使用。
- 精密なモーター: スイス・Maxon製のモーターをベルトドライブで駆動。電圧制御により、極めて正確で安定した回転を実現します。
- 高性能トーンアーム: 純粋なサファイアチューブやチタンを使用した、宝石のようなベアリングを持つ高性能トーンアームを搭載可能。
以前に発表された同社のターンテーブル「Phonographic Perambulator」は約44,000ドルという価格でしたが、この「Roulette」もそれに匹敵する、あるいはそれ以上の価格となることが予想されます。
Metaxas & Sinsの「Roulette」は、単なるオーディオ機器ではなく、所有する喜びと聴く喜びを最高次元で満たすことを目指した、究極のラグジュアリーアイテムと言えるでしょう。