急速に評価を高めているオーディオブランドEversoloは、同社の新しいフラッグシップD/Aコンバーター「DAC-Z10」を発表しました。DAC-Z10は、D/Aコンバーター、プリアンプ、ヘッドホンアンプの3つの機能を1台に統合した多機能モデルです。
デュアルモノ構成と徹底した分離設計
心臓部には、AKMの最新フラッグシップDACチップ「AK4191」と「AK4499EX」をチャンネルごとに1基ずつ、合計2セット搭載するデュアルモノ構成を採用。AKM独自の「Velvet Sound」技術により、高精度かつ音楽的な暖かみのあるサウンドを実現します。
さらに、Eversolo独自の「Fully Isolated Architecture (FIA™)」により、デジタル回路とアナログ回路を物理的に分離。3つの独立したトロイダルトランス電源を使用し、相互干渉を徹底的に排除しています。
高精度なボリュームコントロールとクロック技術
ボリューム調整には、一般的なデジタルアッテネーターではなく、チャンネルごとに独立したR2Rラダー型ボリュームコントロールネットワークを採用。これにより、音量レベルに関わらず位相のずれや解像度の低下を防ぎます。
クロック回路には、フェムト秒レベルの精度を誇るOCXO(恒温槽付水晶発振器)を搭載。PLLジッターサプレッションとFPGAによるクロック再構築技術により、極めて正確なD/A変換を可能にしています。また、10MHzおよび25MHzの外部マスタークロック入力にも対応します。
多彩な接続性とヘッドホンアンプ
入力には、USB(DSD512、PCM 768kHz/32bit対応)、同軸x2、光x2、AES/EBU、IISといった多彩なデジタル入力を装備。全ての入力はグランドループ干渉を防ぐために絶縁されています。さらに、ホームシアターとの統合を可能にするHDMI ARC/eARC入力も備えています。
内蔵のヘッドホンアンプは、16Ωおよび32Ω負荷時に最大1Wの出力を誇り、ゲインの自動調整機能も搭載しています。
主な仕様
- THD+N: 0.00008%
- ダイナミックレンジ: 130dB
- 筐体: 航空機グレードのアルミニウム製シャーシ
- ディスプレイ: 8.8インチIPSタッチスクリーン
価格は1,980ドルに設定されており、その高い性能と多機能性から、大きな注目を集めることになりそうです。